お久しぶりです。ねこさんです。
リューとサンはストーブの前を陣取り、仲良く喧嘩しながら過ごしております。えぇ。
そんな中、シャロが避妊手術をしました。
シャロの発情期の予兆が……
サンは時々発情しているようにナゴナゴ鳴く時があります。
なので、それに引っ張られるようにシャロも発情してしまわないか、元々心配していました。
そしていよいよ、2月の上旬……時々温かい日が出てきた頃に、シャロがですね……
「んな~~~~ん、んな~~~~~~ん」
って鳴くようになったんです。はい。
ずっと鳴くようなことはなく、3回ほど鳴いて終わりはします。
ただこれが、ずっとずっと鳴くようになって、本格的に発情期になってしまったら…………
サンも本格的に発情期を迎えてしまって、スプレーに悩まされることになるでしょうね。困った。
というわけで、先週にシャロは避妊手術を行いました。
実は、ねこさんも避妊手術の予約は初めて
ねこさんは小さい頃から猫と触れ合ってきたので、人生で関わった猫は8匹です。
2匹は私より年上のおじいちゃん猫でした。
もう2匹は、私が学生の時に親が拾ってきた猫でした。どちらも母が予約して病院に連れていきました。
もう1匹は、私が実家に帰省したら知らない猫がいて、その後しばらくして私が実家に戻ったのでカウントに入れました。当然避妊手術済。
残りの3匹は、リュー、サン、シャロです。
で、リューは私が夏休みのときに実家に少しだけ預けたタイミングで、母がサクッと予約をして避妊手術を終えました。
サンは引き取った時点で去勢手術済。
そんなわけで、私にとってはシャロが初めての避妊手術予約だったんです。
口には出さないですが、ねこさんもドキドキです。めっちゃドキドキ。
私が今まで見てきた避妊手術後の話
実家の猫1匹とリューの避妊手術後は、下半身を包帯でぐるぐる巻にしてました。
傷口を舐めてしまわないように、とガード目的でのぐるぐる巻です。
オス猫はぐるぐる巻はなかったなぁ。メス猫は人間でいうと帝王切開と同じことをしますからね。
オス猫は精巣を取り除く手術。
それに対してメス猫は卵巣だけじゃなく、子宮までも取り除く手術になります。
帝王切開を経験した女性は一週間の入院だけでは痛みは完全に収まらず、一ヶ月は「いてて……」と言いながら生活をする日々ですからね……
猫だってきっと、同じはずです。痛いはずです。痛い……はず…………
実家のメス猫はしばらくうずくまってたらしいです。3日目ぐらいから比較的普通の活動をしていました。
リューは…… キャリーの扉を開けた途端、全速力で2階へ続く階段を駆け上がっていきました。おい、痛いんじゃなかったのか!?!?
……とまぁ、個体差があるというのは、なんとなくの経験でわかっています。
シャロはいったいどうなることやら。
シャロの避妊手術後の話
いつもの動物病院へシャロを連れていき、一泊しました。
行きはめちゃくちゃ元気に哀愁漂う感じで鳴いていましたが、幸い帰りも元気に鳴いてました。今度は「おうち帰るの? 帰るんだよね? ね!?」みたいなどこか希望を抱くような鳴き方でした。嬉しい。
ひとまずいつもゴロゴロしているリビングまでキャリーを持っていき、そっと扉を開けると、先住猫らがわらわらと寄ってきます。なんだかんだで心配していた模様。
シャロもシャロで、さすがにお腹が痛いのか、手術前ほど元気には動きません。とはいえ、普通に「ごは~~~ん!!」と、うーさんにねだっていました。元気。
2日目からは元気に駆け回ってましたね。ええ、本当に、うるさいほどに元気に駆け回ってましたね。君、本当にお腹をかっぴらいたのかい??ってぐらいに。
何はともあれ、術後1週間経つどころか、一晩で元通りに元気になりました。
今の避妊手術時の縫い方
獣医さんに「お腹を舐めないか心配」と言ったところ、「糸は内側に入れ込むように塗ったから、舐めても平気よ」とのことでした。今は縫い方から違うのね。
抗生剤も2週間効果があるものを術後に投与してあるため、飼い主で薬を飲ませる必要はないのだとか。ありがたや~
そんなわけで、特別心配になることもなく、文字通り「無事に」避妊手術を終えました。よかったよかった。
ついでなので、生活の変化について
シャロが来て、大きく変わったことは、トイレの砂の材質と餌です。
餌が豪華になりました
どうもシャロはグルメらしく……
先住猫が今まで食べていた「銀のスプーン」を全く食べないんです。
なんなら「ロイヤルカナン」しか食べないんです。超グルメ!!!
とはいえ、ロイヤルカナンを常に食べさせるには……大食い&ちょい残しのサンと吐き戻しのリューがいる以上、できない…………
たまたま実家から、実家猫たちが食べなかった猫餌を譲ってもらっており、「ピュリナワン」をシャロに与えてみたところ、幸いにも喜んで食べてくれました。
なので、これからは「銀のスプーン」ではなく「ピュリナワン」を与えることになりました。
先住猫たちも気にせず食べてるみたいだしね。リューは食事が変わって少し不服そうですが。
トイレも豪華になりました
先住猫たちは、システムトイレのうち「パインサンド」という、水分が投与されるとおがくず状になり、すのこの下に汚れた粉が落ちていく物を使用していました。
しかし、シャロはそもそもそのトイレの砂に触りたがらない…… 全力抵抗をします。
しかたがないのでなれさせるために、ペットシートを使用するタイプのシステムトイレ&ウッドチップ(超小粒)で試してみました。
しかしそれでも、あまり好ましくないのか、触りこそするもののすぐに他へ行ってしまいます。
結局、シャロは鉱物系の猫砂じゃないと嫌なようで…………
なんなら、先住猫たちも本当は鉱物系の猫砂がよかったのか、子猫用の小さな小さな猫トイレに猫3匹でトイレしておりまして……
それならいっその事、ドデカイ鉱物系用の猫トイレトレーに変更してしまおう!と思い切り、半自動で猫砂を掃除してくれる猫トイレを買いました。
今まで2つ置いていた猫トイレが1つなりましたが、全猫そのトイレで喜んでトイレをしています。
良かった良かった。出費は痛いが、よかったよかった。
……で、済めばいいんですがね。
実は、パインサンドを使っていた猫トイレを水洗いしていたところ、前回水洗いした時にはなかった尿結石の塊がトイレの隅に見つかりました。
つまり、先住猫2匹とも、まだ大事には至ってはいないものの、尿結石が出来ているようです。
…………気づいてよかったーーーーー!!!!!
シャロのグルメ&わがままで、餌とトイレを変えることになりましたが、それをきっかけに先住猫の体調不良に気づくことが出来ました。
ピュリナワンは結石ができにくいといいな、と思いながら、先住猫もシャロもしばらく様子を見ていこうと思います。